昨日のなんとか波

 航空実用辞典(http://www.jal.co.jp/jiten/)から転載。「遷音速」でしたね。古賀っちが「極」と言っていたやつもありますね。古賀っちが、この極みくんを実装してくれると、アメリカまで2時間で行けるそうですよ。ワクテカ♪。
 ちなみに、Wikiで衝撃波を調べてみて初めて知ったんだが、衝撃波の光バージョンが、チェレンコフ光らしいぞ!。チェレンコフ光という名前を覚えたのは小学生のときだけど、そのときは、「なにやらドロドロしたものに光をあてるとなぜか中で光るらしい。それをチェレンコフ光というらしい」程度の認識だった。高校生になり、スーパーカミオカンデを見学したときも、「ニュートリノが超純水を通るとき、チェレンコフ光を発するらしく、それを観察することでニュートリノの存在を認知するっぽい」ということを知っただけであって、結局チェレンコフ光がなんなのか(なんで発生するのか)全く分かってなかったなぁ。というか、何故発生原因がわからないのに、ほうほうと納得した気分でいれたのか、今となってはそれが謎。今でも分かってないけど、とりあえず、雰囲気だけ掴んだw。小さい頃に結論だけ習って、理屈を知らないことって未だに無数にあるんだけど、すげー悔しい。思い出したときに、一つ一つ調べていくしかないですね。
 しょーもない謎ですけど、そして理系として恥ずべきかも知れないけれど、俺は計算機で1+1が2と計算できる理屈が正直未だによく分かってない。それができるならば、以後、組み合わせでどんな複雑な計算もできるんだろうって思うけれど。世の中は、謎だらけ。

(1) 亜音速:サブソニックsubsonic speed)
 音速より小さい速さ。マッハ数0.75以下で,飛行機の周りの空気流速度はどの部分においても音速に達しない速度領域。この速度では空気はほとんど圧縮されず,いわゆる完全流体(ただし粘性はある)と考えてよい。
(2) 遷音速(transonic speed)
 音速前後のマッハ数で0.75〜1.25ぐらいの間をいい,飛行機の周りの速度は亜音速と超音速とが入り混じっている。空気が圧縮性を有する気体であることの性質が現れてきて,衝撃波の発生により飛行機の安定性や操縦性にいろいろな障害が現れ,設計者やパイロットにとって最も難しい速度領域の一つ。現在のジェット旅客機はこの速度範囲を飛行する。
(3) 超音速:スーパーソニック(supersonic speed)
 飛行機の周りの空気の速度がどの部分をとっても音速を超えているような飛行機の速さ。マッハ数1.2〜5.0。理論と実際が一致するので,遷音速のときよりも空力的な設計は楽である。しかし,飛行速度の増加とともに空気との摩擦による熱の障害が次第に大きくなり構造,材料的に難しくなってくる。
(4) 極超音速(hypersonic speed)
 通常,マッハ数で5.0以上の速度をいうが,この領域は厳密に5.0とは決められていない。物体の周囲の流れや力の状態が流体力学の理論に極めて近くなり,簡単な計算で近似値が求められる。しかし,空気との摩擦による加熱はますます激しくなり,機体の材料や周囲の空気の状態が変わってくるので,単に流体力学のみでは解決し得ない問題が多くなって,実際の飛行には難問が山積している。