笑顔がステキな人

 すました顔より笑顔の方が印象がよいのは当たり前であって、要は、笑顔になることでどれだけプラスを稼げるかって話でしょ、と思っていた時代があった。が、それは違う。殊、化粧が濃い人に多い(気がする)が、笑うと外見偏差値が下がることは稀ではない。自然体の人はあまり変わらないのだろうけれども、化粧やファッションでバリバリに外見偏差値のレベルを上げている人は(そういう人であっても往々にして笑顔など内面と関連が強い部分に対する努力は普通人と同じなので)、笑うと本来の外見偏差値が露見する結果、その差に落胆せざるをえない、という場面が少なくない。むろん、通常時の外見偏差値を上げたことによる結果なのだから何もしない人よりはましとも思われるが、人は変化をより強く記憶することを重視すれば、それなりに損であるとも言いうる。
 かくいう俺もそうだ。いや、もちろん化粧もしてないし、ファッションもスウェットなんだがね。出演したテレビのDVDを観ていて気づいた。わりとまともな格好(襟つきだったし!)かつ話してる内容もまじめだし何より光をかなり浴びているので、正直テレビ写りは思ったよりよかったのだ(嬉しかった)。が、何かの場面で、俺笑うんだが、それがもうブサメンでブサメンで。あー、笑顔が素の顔を下回ることってあるんだなぁーと悲しくなりました。笑顔の印象をよくするには、歯並びなど物理的修正、歯の色など化学的修正、口角の挙げ方など身体運動科学的修正、そしてまぁやっぱり最後は波動などの精神的修正、だろうなと。というわけで、笑顔は練習中です。しばらくは、ココゾという場面には、すました顔で臨むことにします。