第三回社会人他学部等交流会

 今日は第三回社会人他学部等交流会が開催されました。ちょうど1年ほど前、第1回を開催させてもらった会(第二回は冬)が、現在の2年生に引き継がれ(こーき、つださん)今日、無事開催されたのです。参加者は85名を超し、大成功でした。
 幹事は大変です。去年の自分を自賛する気は毛頭ないんですが、やはり、こういった幹部内に強制力を行使できない組織内におけるトップの負担はかなり重いです。幹部陣の自主的な参加を待つしかないからです。その意味で、まず今回トップを務められたこーき、つださん、本当にお疲れ様です。また、クロエちゃんのママさんはじめ、2人を支えた幹部陣の方もみなさんお疲れ様です。3年生幹部陣は来れない人もいるし、あまり手伝いもしないですいませんでした。
 最初、先生が来られない見込みだったこともあって(途中で憲法の石川先生がいらっしゃいました)、乾杯の音頭を僭越ながらとらせていただきました。突然だったのもあってうまいこと話せなかったので、ここに書きます。

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 この会の趣旨は2つの側面から語れるということを言いたかったのです。1つ目は、剣(つるぎ)の側面。すなわち、今日集まった人はみんな、法学以外の経験や思考の切り口などを有しているんですが、それは強みだということです。法学という剣のみでは解決しがたい難題に直面した時に、みんなの持つ剣が役に立つでしょう。しかし、この難題を最も効果的な剣で捌くためには、他の人がどんな性質の剣をもっているのかを知らなければなりません。また、その効果的な剣の持ち主と各自との間に仲間意識がなければ助太刀にきてくれないかもしれません。そこで、法学以外の剣を持つ人が集まってみんなで剣を見せあいつつ、仲間意識を函養する場が必要であるところ、本会はその場としての価値があるという側面です。これが僕が乾杯前にはなした、高次の多様性へという話です。法学以外の剣を持っているという多様性から、多様な要素がネットワークを形成(周りがもっている剣を認識)することで生まれるさらに上のレベルでの多様性へ、という話。
 二つ目は、盾の側面。ここに集まった人たちは、法学以外の剣を持つ反面、法学自身については、法科大学院内で、弱者になりがちです。そういったとき、同じ境遇の仲間がいれば、励ましあえます。また、同じ境遇から抜け出した仲間がいれば、効果的なアドバイスが聞けます。しかしながら、社会人他学部出身者はその絶対数も多くなく、また分散しているため、なかなかコミュニケーションがとれません。そこで、彼らが一所に集まれる機会が特に望まれるところ、本会はその機会を提供できるという側面です。これは、こーきくんの最後の〆の挨拶とかぶる点もあると思います。
 さらに、東大がOBネットワーク(三田法曹界のような)を構築していくにあたり、最大多数を占める法学部新卒にはすでに一定の一体感があるので、社会人他学部が一体感を備えることは、ポジティブな事実だと思われます。

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 会は途中で石川健二さんが来て下さい挨拶をされました。僕はお金数えたりしていて交流時間は少なめでしたが、顔は見たことあるけど名前は知らない(話したことない)人たちと結構知り合いになれました。この前のテレビ出演(の広告?)や、このブログを通じて間接的に僕のことを知っていた人とも、直接の知り合いになりました。最後はこーきくんの男前な挨拶で〆となりました。とても有意義な会でした。
 その後、二次会では、懐かしいメンツで飲みました。サービスと称して、枝豆、チャーシュー、杏仁豆腐、ビールがでてきました。お通し??。早めに帰ろう帰ろうと思いつつ、その場が楽しくてなかなか席をたてず、現在終電で帰り中です。休日は先に使っちゃったんで明日は勉強がんばりまーす◎