Google Education

 カテゴリの乱立は、仕様です。塾講をやっていた時から、考えていたことだが、どうもなかなか煮詰まらないので、とりあえず公けにしておこう。
 俺の勝手な感覚では、Google Education的なものが、教育界に革命を起こすと思っている。そして、誰もやらないなら、いつかやりたい。つまり、授業は基本ネットで、全授業無料とし、広告費で稼ぐ。全授業無料だから、セキュリティーとかそんなに気にしなくてよいと思う。研修やってて思ったんだが、教師はネタが命だから、なかなか出したがらないところ、逆転の発想で、オープン化して、最高の授業を目指すとする視点に、ビジネスチャンスがあると思う。Wikiに近い発想。
 もちろん、授業とは、生徒との意思疎通あってのものであるが、司法試験の予備校を見ている限り、WEBであっても、それなりのものは伝えられそうだ。そして、生徒との交流は、いわばオフ会として、夏合宿とか、各種講演会(この国のリーダー候補としての生徒たちに、聞いてもらいたい講演はいっぱいある)で交流を図ればよいのではないか。
 書きたいことはいっぱいあるし、もう少し具体的に考えてもいるのだが、今、二つのバイトの〆切直前なので、油を売ってないで仕事に戻ります。が、夢のある話だと思うんだ。お金ない子に、学ぶことの面白さを伝えたいし、学歴社会の中、予備校や塾に行く資金のある家の子供たちが、いい学校に進学し、いいとこに就職するのは不当だ。教育の機会の均等を貫徹するにあたり、塾の存在を無視するのは厳しい。やはり公立校では、授業に限界がある事実は、将来の発展はさておき、現状では認めなければならない。そうだとすれば、塾の無料化、これが、1つのブレイクスルーになるのではないか。少なくとも、各種塾や予備校の代金を下げることぐらいはできると思う。などなど。
 やっぱり、ついでだから、書いちゃおう。基幹講師のほか、投稿を自由に受け付けることにする。高校生による解説でもよい。とにかく、カテゴリごとに、最高に分かりやすいと思う授業を募る。で、視聴した人に、分かりやすさをフィードバックしてもらう。ニコ動のようなシステムでよい。そうすれば、「二次関数について、もっとも分かりやすい授業」とかが集まると思うんだ。ニコ動のシステムといえば、リアルタイムなコメント付けがあるが、同様に、質問と解答を流すというのも新しいかもしれない。質問をメールで受け付けて、そのうち、こちらで必要と思われるものを選別し、回答を添えて、該当時間に質問マークを点滅させるとか。講義ごとに掲示板をつくり、「知恵蔵」のように、参加者での問題解決を試みてもいいかもしれない。
 俺とか弁護士やってると思うけど、趣味で、1つに分野で最高に分かりやすい授業を作りたいと考えるし、それができたなら、みんなに見てもらいたい。もっと分かりやすい授業に淘汰されるなら、それは本望。そんな人がけっこういるのではないか。特に、塾講を経て、社会人やってる人とか。また、地方の名門教師さんも、興味をもってくれるかもしれない。俺、仮定法の導入は自信あるんだよね、とか。日本全国のいい授業が集まる。しかも、日本全国のどこでも観れる。わざわざ人が多すぎる都市にこなくてもよい。
 収入は基本広告。紹介した本は売れると思う。また、本ごとに解説したVTRを流せるなら、過去にないシーズを提供することができる。同じ分野で、基本書が3冊あるとして、Aで勉強する人のためのVTR、Bの人用、Cの人用など。無料だから、それらのVTRを見てから、買う基本書を決めるかもしれない。いずれにせよ、広告効果は確実にある。予備校の模試を宣伝してもいいかもしれない。少子化の中、大学の宣伝も受け付けよう。大学にインタビューにいったという形式で、流せば、生徒が見るだろう。
 ローが多忙すぎて残念だが、ビジコンに出るなら、俺は絶対このネタでいったと思う。