芦部

今日もこたろうと共に、芦部憲法を読んでいる。なんとか今日中に人権は終わりそうだ。刑法が総論と各論に分かれるように、憲法は人権と統治に分かれる。いわゆる司法試験には人権から主に出題されるので、予備校ではほとんどの時間を人権に割くし、ロースクールでも来年以降は人権がメインとなる。が、だからこそ、これが最後になるかもしれない、というわけで、石川教授は今学期、統治にかなりの時間をかけた。16回の授業のうち、実に10回が統治である。したがって、試験にも統治がたくさんでるだろう。だが、まだ、統治には一歩も足を踏み入れていないということなのです。ええ、破産です、破産。