法律

裁判員制度の対象事件

裁判員の参加する刑事裁判に関する法律の2条1項を眺めてみた。要するに、死刑、無期、短期1年以上の故意犯が裁判員制度の対象事件なようだ。とすると審理の結果、故意(殺意)が認定されず過失犯(過失致死)にとどまる場合、どうなるんだろう。ちなみに放火…

裁判傍聴記に著作性はあるか 知財高裁 裁判傍聴記は著作物でない 「法定での証言内容をそのとおり記したか、ありふれた方法で要約した。個性が表れた部分ではなく、創作性を認められない」と判断。 旧長銀粉飾事件 最高裁 元頭取ら、逆転無罪 当時は旧基準⇒…

 判決要旨 婚外子国籍訴訟

【多数意見】 国籍の得失に関する要件をどう定めるかは立法府の裁量に委ねられているが、国籍の取得に関する法律の要件により生じた区別については、立法目的に根拠がなかったり、その区別と立法目的に関連がなかったりする場合には合理的な理由のない差別と…

刑訴(最決)

争点。(取り調べ段階だけでなく)捜査過程全般の状況を記録した警察官のメモも弁護側への証拠開示の対象となるか。 結論。なる。 理由。未調査。

戦後八個目の違憲判決 国籍のん。画期的な気がする。判決文を自主的に読もうと思う。 NHK逆転勝訴 取材を受けた側が番組内容について抱く「期待権」は原則認められない。編集の自主性を重視した判決。

渋谷短大生殺人事件等

渋谷短大生殺人事件殺人につき責任能力あり+死体損壊につき責任能力なし(解離性同一障害=多重人格)→懲役7年。我那覇ドーピング問題CAS曰く、Jリーグが当時何が正当行為かにつき関係者に説明不足→我那覇に過失なし