長沼教授

 刑法の中間だった。因果関係書き忘れた俺は天才の部類に入るかもしれない。バレーでいえば、サーブし忘れた的な。「あ、やっぱサーブからっすか、てへっ」みたいな・・・。しかし今日は、そんなことよか重要な話題があって、週間文春に乗ってるんだが、

早稲田で非常勤講師を務める上智ロー長沼教授が、本年2月、定期試験結果発表前のタイミングで、当時早稲田ロー1年生の女子をラブホに連込んだ、という趣旨。

 しかし、ラブホに連れ込んだっていうけど、二人で新宿で飲んで、ラブホまで「徒歩」でいって「中に入った」のに逃げてきたらしい。喫茶店で襲われて逃げるのとは違う。ラブホで襲われて、そんなつもりじゃないんですと逃げだした点は重要だろう。結果、不起訴処分になったが、「嫌疑不十分」ゆえ「嫌疑がなかったわけではない」と週刊文集は書くが、合意の有無が争点となっている事案で「嫌疑なし」とかありえないだろう。今後、法律を教えるものがこんなことして死ねかす、みたいな扱いをうけるのだろうけども、同情の余地も皆無ではないのでは、ということを、書いておく。ここに書くまでもないが、学者としての彼は非常に優秀で、「演習刑訴本」などで大変お世話になっただけに、残念。反省期間の後、学者として復帰されることを願ってやまない。