将来4

 昨日、官僚ではなく、弁護士を目指すことにしたと書いた。理由はまだ文章化できないとも書いたが、その直後、偶然そのことについてある人にメールを送ることになり、その文面を考えていたら、いつの間にか文章化されていたので、備忘録的に載せておく。

 僕は、官僚ではなく、弁護士を目指すことにしました。
 もともと、ローに進学したときから、官僚を最終的に選ばないとは思っていたのですが、その最大の理由が「院まで行くにも関わらず同期の後輩になるのはイヤだ」という、ネガティブなものであったので、職選びという人生最大レベルの選択において、それだけでは、官僚というオプションを切れなかったのです。
 そこで、サスペンダーな状態で、とりあえずモットーである「足で調べる」を実践していたのが、去年1年間続いていました。
 様々な官庁のイベントに足を運ぶ中で、官僚のよさの一部を知りました。
 同時並行的に弁護士会のイベントに足を運ぶ中で、弁護士のよさの一部を知りました。
 1年間たって初めて、それなりの情報量の下、落ち着いた環境の中で比較衡量することができ、結果として、弁護士を選ぶことになりました。弁護士として輝く自分のイメージの方が、官僚として輝くイメージよりも、より鮮明で、かつ、想像するとワクワクしたからですが、とりあえず、ポジティブな理由ができたのでこの選択を受け入れることにします。

 八代弁護士の影響から、可能ならば裁判官を経て弁護士になるのがよいかなとか、弁護士を経て知事になりたいなとか、いろいろ、幅はありますが、少なくとも弁護士を職の軸として据える点は、ゆるぎないと思います。