引き続きジャンプサーブの話だが、先達のいない状況で新しい技術を模索、習得する過程は生物の進化の過程に似ていると思う。何をしていいか分からないからとりあえず打つわけ。でも、1回として完全に同じサーブは打てない。毎回ある種ランダムにミートポイントが変わる中で、たまに成功し、そのミートポイントを次回から狙うようになる。で、少しうまくなる。また、当たり所によっては突然サーブが変わったりする。そのほうが強力だったらその線もありだなってことでそっちを練習しだす。要するに突然変異するわけです。突然変異のほとんどは失敗だが、たまにアツイのがあって、サーブが突如うまくなる。ジャンプサーブの場合だと、前の前の練習から突然向かって右に曲がる軌道を描くようなミートの仕方を知った。というわけで、進化論が正しくて、スポーツも同様の進化の仕方をするのなら、ひたすらやり続ければきっとうまくなる、という当たりまえっぽいことを再確認したのでした。