中期目標:20代で海外留学

仕事上の動機

 長期的な目標が知事である点は変わらないが、それとは別に、中期的な目標というものを常に設定している。法科大学院在学中はこれが、司法試験合格だったので次を決めなければならない。俺が就職する事務所は、渉外案件を扱うことも一つのウリにしているため、英語ができることが必須とされる。また、会社法や知的財産法が特に強いのだが、これらは対応するアメリカ法の動きをキャッチアップできていないと話にならない(らしい)。そこで、仕事の関係で、留学しておくことが望ましいとされる。

その他の動機

 仕事を抜きにしても、やはり1年ないし2年間海外で生活すると視野が広がると思うし、単純にコミュニケートできる人間が増えることは、とても楽しいことである。また、就職先が激務で有名なところ(といって実はなんだかんだで大手と同じくらいだから大丈夫だと聞いたが、実際はまだわからない)なので、学生生活の復帰をにんじんとしてぶらさげておくことは、精神衛生上も効果がありそうだ。そこで、人間的な日々を取り戻す(?)的な。

留学の時期

 行く時期については、弁護士3年目〜5年目に行くのが一般的であるようだ。ある程度日本法が扱えるようになった上で留学しないと意味がないから。これを、自分の年齢で考えてみると、27歳の1月から働くので、30歳の9月で3年半強働いたことになるので、このあたりで留学できるのが最高系だと思う。この場合、29歳中に留学先に合格していることが前提となる。というわけで、「20代で海外の大学院に合格すること」を当面の中期目標とした。留学の金銭的なサポートはしてくれるものの、合格自体は自己責任なので、コツコツと努力して参りたい。

留学先

 さて、どこに行くか、ということなのだが、分野につき法曹としてのスキルアップという点ではロースクールに行くのが順当である。これは、会社法知財法のプロとして生きていくためにはそのとおりである。なので、流れにのって米国のローへ行くという可能性は高い。しかし、工学(と情報学ちょっと)のバックグラウンドを有する俺としては、(日本の)法学に(米国の)法学を重ねるよりは、別のバックグラウンドを追加したいという野望がある。法律ばかりは飽きそうだし。そこで、企業法務に従事していることからMBAをとるか(経営学)、政治家志望であることから公共政策大学院に行くことも視野に入れている(政治学など)。
 どの大学に行くかという点については、リサーチもまだなので、合格したところ、としか今はいいようがない。ハーバードやスタンフォードといった最上位校を目指して頑張って、そこに行ければ最高、ダメなら次点というのを繰り返すのだと思う。地理的には西海岸が好きなので、なんとかして西海岸のどっかに滑り込みたいと思う。

今何をすべきか

 まず、すべきことは、留学についての情報を収集・整理して、大学院合格のためのストラテジーをたてることである。それと、言わずもがな語学を磨くこと。語学は何かあるとすぐ努力をやめてしまうので(腹筋と同じである)、ほそぼそでもいいからとにかく継続するように、頑張りたい。