プルプルくん署名

 友人のミクシ日記から再転載。賛否はさておき、多くの人に検討されたいと思うので、広まるといいな。これも一応、複製権侵害になるのか・・・とか考えてしまうのは、知財選択者の悲しい性なのか。記事の一部をコピペしてググって執筆者探して、承諾を得るのがベストなのかもしれないが、署名活動という趣旨からすれば、まぁ転載OKだろうということで、転載しておきます。が、ちょっとビビって「続きを読む」にしておきます。

プルシェンコ選手のための署名活動にご協力下さい。
このサイトは「プルシェンコは正しいジャッジにより金メダルを取るべきだった。ISUに対し、採点システムを見直すよう呼びかける」のが目的です。

http://russport.3nx.ru/viewtopic.php?t=14

        • 署名の仕方

OTBeTNTb押す(二つ並んだボタンの右)

・Имяに名前をアルファベットで入力
・Темаに「SUPPORT PLUSHENKO」と入力
・Сообщениеの文章を入力するところに、

Name:
Country:
City:
Profession:

上から名前、国(Japan)、都道府県、職業

OTnPaBNTb押す(太枠ボタンの右のボタン)

これで完了です。

※残念ながら、携帯からだとボタンが押せないようです。フルブラウザを使うとできるようです。(ただフルブラウザ使用はパケホーダイ外であったり、お金がかかる場合があるのでご注意ください。)
無料のフルブラウザも一応記載しておきます(ibisBrowser LT版  SiteSneaker 2.0 を検索)

http://evgeni-plushenko.com/eng/
プルシェンコHP要約「正当なジャッジが下されなかった。 ライサの栄誉を奪おうとは思わない。これから出てくるスケーターが、自分と同じ目に合わない為に抗議する。」
プルシェンコ選手はISUに不透明なジャッジに対する手紙を送る意向です。

今回のSP終了後の会見でプル選手が言った言葉を聞きましたか?

「1対1の勝負をしましょう」
「その方が観客も楽しい」

つまり1vs1ではなかったということです。
彼はスケートリンクの上で何と戦ってるのでしょうか??
ライバルと、純粋にスポーツを競っているだけではないのです。

私には負け犬の遠吠えには聞こえません。
「インマンメール事件」に代表されるように、フィギィア界には陰謀が渦巻いています。
選手が公の場で不平を漏らす場面も増えてきました。
メール事件を知らない人はここを見て下さい↓
「米国人ジャッジ、疑惑のEメール。 〜五輪でのロビー活動の真実〜」
http://bit.ly/9rc5UI
このように、プルシェンコ選手は北米からの嫌がらせをずっと受けてきた事実があります。

浅田真央選手は、戦うことを選びました。
私たちも戦うことを選びましょう。

2008年ルール改定で浅田選手の得意とする3Aの基礎点が7.5点から8.2点に増えました。
その反面、ジャンプを失敗するとこれまで-3.0だったのが-4.2になりました。
3Aを失敗した場合、これまで4.5点もらえたのが4.0点しかもらえません。
そのかわり成功すれば今までよりも高い得点がもらえるようになりました。

そしてトリプルルッツの踏切りがアウトサイドでないと減点対象になりました。
これはキャロライン・ザンも悩むポイントで、アウトサイドから踏切ってジャンプしないと減点になります。
浅田選手もインサイドでしたが、あえてルッツジャンプの修正はせずに、ステップやスピンやスパイラルなどの完成度を高めて、それぞれのプラス点を得ることでカバーする作戦をとりました。
2008年、浅田ルッツつぶしと騒がれました。ただこの時は3Aの得点が引きあがられたので(本当ならもっと評価されるべきだとは思いますが)マイナス部分だけではありませんでした。

そして浅田選手はこのルール改定に打ち勝ち、2008年世界女王の座につきました。
すると、「アクセル以外の5種類のジャンプを全て跳んだものにボーナスを与える」という改正案が持ち上がったという話が出ました。
そこで、世界選手権翌月に行われたジャパンオープンで、彼女は「試しに」サルコウに挑戦しました。

彼女はサルコウは苦手としていますが、跳べないわけではありません。
浅田がサルコウを跳んだということはファンの間で話題となり、Youtube等でも動画が複数あがりました。
その後ISUにおいてルール改正についての会議が開かれ、08-09年シーズンのルールについて発表がなされましたが、「5種類ジャンプへのボーナス」案はいつのまにか立ち消えになっていました。
浅田選手が5種類飛んだ直後に、立ち上がっていた案が「無かったこと」にされたのです。

2009年、今度はループのルールが変わりました。
ループでエッジをプレロテ部分無しに跳ばないと減点対象になりました。
(これは殆ど無理に近いことです。ジャンプの天才ブライアン・オーサー氏ができないレベル)
私も何度も動画を確認しましたが、スローではないと確認できないくらい判定が難しいです。
オーサー氏は「判定が難しい」ということを知りながらもこれをルールに無理やり入れてきました。

キムヨナ選手はループを跳ばないから関係ないとして、
浅田選手、安藤選手には致命的ルール改定でした。
今回のショートプログラム、安藤選手の3ループも認められませんでした。それだけ判定が厳しいのです。
だから安藤選手はフリーでは3ループを封印しました。2009年世界選手権でも3ループが認定されませんでした。

そしてまだあります。
ジャンプのフルブレード(トゥジャンプについて)、プレローテーション(エッジジャンプについて)と、ほぼ全てのジャンプについてのみ細分化されて採点されるようになり、「回転不足」についてはジャッジの裁量による加点・減点の点数が増えました。

「ジャッジの裁量」ですから、もうこれは「アピール力」と「完成力」に重点を置いて、究極的には「ジャッジを感動させる」方向に持っていかなければダメなのかな、と。

回転不足は以前と同じようにありますから、平たく言うと「アイスダンス」と「シングル」の大きな垣根であった「ジャンプの力」だけでは高い点数が望めなくなってしまった、という不思議な状況の中で点数を取らなくてはならなくなりました。

ジャッジは匿名ですので、自分の出した点数に対して説明を行う義務がありません。
「ジャッジの裁量」で、つまづいたようなステップに対して「GOE+3」を出したとしても、誰がつけたのかわかりません。
そしてジャッジの数も12人から9人に改定されました。

要するにまとめるとこうです。
不正をしにくくするためにルール改定を行いました←公ではこう言っていますが。

ジャッジは3人減らして9人に←買収するジャッジは少人数で済むように
ジャッジは匿名のまま←不可解な得点について説明の義務なし 誰がつけたかもわからない
評価は「ジャッジのお好みで」「主観的評価で」←好きなようにつけて良し

その結果、バンクーバーオリンピックでつけられたGOE得点はこうなりました。
GOE女子
ヨナ:  17.40
浅田:   8.82
ロシェ: 4.42
長洲: 8.50
安藤: 5.30

GOE男子
ライサ: 9.64
プル: 7.68
高橋: 3.20
ランビ: 2.58
チャン: 3.80


キムヨナ選手の使っている技は、今や中学生でもできるレベルです。
彼女は15歳の時からずーっと同じプログラムを滑り続け、ルール改定により女子最高得点を記録し、とうとう世界最高記録を突破しました。

対する浅田選手は、毎回のルール改定に合わせて自分の技を磨きなおさなければならなかったのです。
彼女は毎年のように行われる「浅田つぶし」と揶揄されるようなルール改定に立ち向かい、
何度でも何度でも、技を磨き続けました。

今回の浅田選手、フリーの演目で使った「鐘」という重々しい選曲でしたが、
「なぜコーチはあんな曲を使わせたのか」という指摘も多くあるのをみかけます。

しかしコーチは変更するつもりでいました。
プログラム内容ももっと「簡単」なものにして「精度」を上げ、GOE得点を多くもらえるように、ルールに合わせた演目にするつもりでいました。

それを断ったのは浅田選手自身です。
浅田選手は「難しい項目」をすること、表現の「難しい曲」を使うことを自ら強く希望しました。

彼女は挑戦することを選びました。その結果がこれだということです。
4年も同じまま、中学生でも飛べる簡単な項目を滑り続けるキムヨナ選手と同じことをやろうと思えばできたのに、それを選ばなかった、敢えてリスクのあるつらい道を選んだのは彼女自身なのです。
私はその強い精神力に感服いたします。

私には何故浅田選手が簡単な道を選ばないのか、逃げないで立ち向かうのか、よくわかります。
キム選手の表現力、トッププレーヤーであることに疑いはありません。
しかしキム選手は3Aも失敗、3ループも失敗、浅田選手ができることができないというのが事実なのです。
キム選手は失敗することがわかっているので3Aやループを飛びません。
難易度の高い技を飛ぶことができないのに、なぜ世界最高得点が出るのでしょうか?
「表現力」・・・だけで?
そればかりか、キムヨナ選手へのエッジエラーやジャンプの回転不足、レベル認定へのお目こぼしぶり、根拠不明な加点の嵐ぶりに説明がつかない気がします。
これは明らかに「おかしい」と感じるレベルの話で「根拠の無い批判」とは次元が違います。

採点方式に疑問が残ります。誰が見ても明らかなはずなのに、気づかない人が大勢います。

不当なジャッジにNO!を言いましょう。
日本はNOのいえない国だと馬鹿にされてもいいのでしょうか。
日本スケート連盟は何もしてはくれません。
共感していただけたら、署名活動にご協力お願いします。
みんなの想いが届きますように。




追記:

バンクーバーの男子フリー競技の結果について。

 プルシェンコに対する9人の平均点は166.22点。トップ点は180.03点
 に対し、2人は147.83点と151.23点をつけた。

 同じ競技内容に対して32.2点、28.8点もの格差がついたのだ。
 この二人の審判員が平均的な点数をつけていれば、点数は8.5点上がって
 ダントツの金メダルだったのだ。

とあります。
これは真央ちゃんの結果にも言えることで、男子にも同じような現象が起こっていたということがいえます。

プルシェンコの言葉です。
「ジャッジは時々、誰かを押し上げようとして奇妙なことをします。
新システムはそれを可能にしてしまうんです。
誰かを上げたり下げたりするためだけにコンポーネンツを利用してはいけないのです。
スケーターがリンクに出てきて、とても良い演技を見せる。
でも、彼が無名だからというだけの理由で、高い得点がもらえない。
そういうことがよくあるでしょ。
だから僕はこのシステムが気に入らないんです。
結果を歪曲することを可能にしてしまうんです。
僕は憤慨しているだけです。
自分が試合に出ていた頃は、得点(表)なんて見たことがありませんでした。
得点のことを批評したり、審判に文句をつけてはいけないと、自分自身に言い聞かせていたんです。
でも、観客として試合を見守るようになった今、これらの奇妙な点がとてもよく見えるんです。」
http://news.sport-express.ru/2009-02-05/283024
この言葉はプルシェンコ選手が選手生命を奪われるような怪我を負って、引退を決意した時にでた言葉です。
今回バンクーバーに復帰してきましたが、去年12月の時点で、彼はまだベッドから起き上がれないような状況でした。
奇跡の回復力、血のにじむような努力を繰り返して練習し続けて、バンクーバーオリンピックに復帰してきたプル選手を待ち構えていたのは「相変わらずおかしなジャッジ」でした。

この日記を見た方が、
たった1つのニコニコ動画をソースにあげて、
プルシェンコは自分の金が欲しいだけ」「ファンが署名活動しているから正式ではない」
と言って回っているようです。

「金メダルが欲しいだけ」
というのは違うとはっきり断言いたします。
プルシェンコの歴史を知るものなら誰でも断言できると思います。
あとプルシェンコの公式HPにも、抗議の内容が書かれています。(ロシア語ですが)

http://evgeni-plushenko.com/eng/
プルシェンコHP要約「正当なジャッジが下されなかった。 ライサの栄誉を奪おうとは思わない。これから出てくるスケーターが、自分と同じ目に合わない為に抗議する。」

とちゃんと書かれています。
ちゃんと読んでください。生の本人の言葉を。

あと男子と女子のルールは同じなので、別に考える必要はありません。
ISUに対する抗議、ジャッジの不透明さに対する抗議であると言えます。
プルシェンコ選手の抗議内容と、私が言っている「ジャッジの不正、わかりにくさ等に対する批判」は同じモノです。

タチアナコーチも穏やかじゃない様子で、「日本が真央を守れないなら、ロシアに連れて行く!」とまで言っちゃってます。
加点と演技構成点のつけ方に疑問を呈すべき日本人自らが、
「GOEの加点で差がついた。浅田選手はもっとGOEがもらえるようにしないと」などと言っていますね。
キム選手は点が出すぎているとまっとうなことを言うタラソワの味方はせず、逆に日本人が、「点が出ないのはタラソワのせい」と内ゲバ状態になる。

次のオリンピックはロシアのソチです。
プルシェンコのルールと採点への怒りは、そのままロシア国民の怒りでもあります。
点が出ないのは、コーチのせいではない。ジャッジがおかしいのです。
日本は一貫してその立場を取り、ロシア側に立たなくては、どっちつかずでフラフラしていたら、次のオリンピックでまた選手ばかりが、対応不可能なルールに対応しなければいけなくなる。

今回日本の浅田選手が負けたことで
「負け惜しみ」と付け込まれる要素がありますね。
それはプルシェンコが銀になり、ロシアにも言えることです。

日本人が「負け惜しみ」とつけこまれない方法がもうひとつあります。

それは「高橋選手の銅メダル」に不利な意見をすることです。

6位のジョニー・ウィアー選手に対して、明らかにおかしい点数がつけられていることを例に挙げるのです。
ウィアー選手が真っ当な評価をされれば高橋選手のメダルはなかったかもしれません。

ウィアー選手 技術点79.67点+演技構成点77.1=156.77点

高橋選手 技術点73.48点+演技構成点84.5(転倒によるマイナス1)=156.98点

技術点でウィアー選手のほうがはるかに勝っているにもかかわらず、演技構成点で7点もの差がついているのです。
7点といったら、後半にもってくるルッツ1つ分より大きい点差なのです。
確かに高橋選手の演技も素晴らしかった。しかしウィアー選手への評価が低すぎる、と事実を指摘するのです。

ウィアー選手の演技は「堕天使」をテーマに、とても表現力の高いダンスで仕上げられていた。
にもかかわらず、演技構成点やGOEの評価が低すぎるのです。
対して、1位のライサ選手(アメリカ)ですが、キムヨナ選手と同様、レベルの低い技で完成度を仕上げることにより、加点をもらって優勝を獲得しています。
ただ、ライサ選手の場合は「妥当」ということもできるレベルの話で、キムヨナ選手より不気味さが伝わりにくいので例には挙げませんでした。

ジョニーウィアーは、冒頭で示した「メール事件」の際に
「インマン氏からは永久にジャッジの資格を奪うべきだ!」と発言しました。
オリンピックの直前だったにも関わらず、です。
彼の得点が低いのはこのせいだと思っています。

実際に会場ではウィアー選手の得点発表時に大ブーイングが巻き起こりました。
諦めたように肩をすくめ、観衆を宥めるように両手をあげるウィアー選手。
そして他国のTVインタビューで「あなたは高橋選手のメダルをどう思いますか?メダルが取れたのではないですか?」
と聞かれた時に、
「ねぇ、あなたはタカハシの演技を見なかったの?素晴らしかったよ」
と言いました。
彼の人間性は素晴らしいです。間違ったことを正しくないと言ったばかりに、プルシェンコ選手同様不当な扱いを受けています。

日本のメディアはタラソワコーチや、プルシェンコ選手の意見に対して、もっと大々的に声をあげるべきです。
今こそメディアの価値が問われる時です。
日本人の考えを統一化させる必要があります。真実を多くに伝えてもらいたいです。