昨日の名文が胸に響きすぎたので

 民実のレポ終了。行政法、意外なトコでつまづく。すすまーん(><)。昨日も引用したけど、「患者の生命の尊厳を犯すものと最後まで闘い得ることが、医者の使命であり、倫理」ってね。「闘おうとすること」ではなくて、「闘い得ること」だかんね。それだけの高い能力を持つ人でなければ、医師になっちゃーだめだってこと。医師は「なお至難な診断の一瞬において、限りない孤独と不安に襲われるもの」であるが、しかしそれに屈してはいけないということ。なぜなら、彼らが守ろうとするものは、人の命そのものだから。
 法律家も一緒だなー。法律家は、あらゆる経験・知識・技術を兼ね備えながらも、なお至難な判断の一瞬において、限りない孤独と不安に襲われるものであるが、それに屈してはならない。なぜなら、彼らが守ろうとするものは、誰かの人生そのものだから。そして、その誰かの権利を犯すものと最後まで闘い得ることが、法律家の使命であり倫理であるのだろう。また、その誰かから信頼されるためには、「学問に対して絶えず真摯であることと、人間としてりっぱであることの二事に尽き」る。学問に対する真摯と、人に対する紳士ということか。
 新試のための勉強もないがしろにしてはいけないが、やはり、それだけではなく、もうちょっと深く、学問に対して真摯かつ謙虚な努力を注ぎたい。学べることほどの幸福は、そうそうあるものではないよね、やっぱ。感謝のち、努力。結局これに尽きると思うんだ。