ビジネス系

膨大な資料のうち、読み返そうと思うのは自分でメモった部分だけ。○をつけるとかでいいから、授業の際に興味を引いたものには後で見返したときように、痕跡を残しておくのが大事だと思った。

一言集

  • 経営者に求められるのは合理と情理のバランス。合理とは経済の話で、極めてシンプルな式によって決まる。情理については、人生経験に基づいた既視感が重要。
  • 付加価値を生み出せるのは人間。人材は人財と人罪に分かれる。
  • 問題の山は宝の山。問題を解決すれば必ず「いいこと」が起こる。
  • 未来予測の出来る会社は強い(こうなることが一つの目標となりうる)
  • 専門分野をある程度深く極めておくと、他の分野ではどうなっているかがある程度分かり、会話が出来る。
  • 成功の復讐。1回成功したからといってそれでいけると思ってはダメ。偏見・固定観念・思い込みとの仁義なき戦い
  • リーダシップの研究で見られる基本的二軸は父的機能(ビジョン)と母的機能(面倒見)
  • 特許権は他の人がそのアイデアを使っちゃダメということを言っているだけであり、そのアイデアを自分が使った場合に第三者の権利を侵害してしまう危険性は依然として存在する。
  • 国家予算は80兆円。そのうち国民医療費約30兆円。2050念には50兆円になる見込み。
  • ジョンソン&ジョンソンの企業理念をあらわした「Our Cureo(我が信条)」は優れてた企業理念としてその世界では超有名。
  • 戦略、人材、プロセス(組織)で構成される三角形の中心にVision(Plan-do-see)が位置する。
  • ありたい姿-現状=改革プログラム
  • 平等ではなく公平に処遇
  • 会議はなるべく少なく濃く
  • できない理由ではなくどうしたら出来るかを考える
  • トップが悪いことをすると、従業員は2重に割りを食う。一つは消費者に対して悪いことをしてしまう点。もう一つは、業績の悪化により従業員の給料も減ってしまう点。
  • 古い人間は直列の発想に縛られ安い。並列の発想が大事。
  • 集中とスピード
  • クリスタル化(結晶化):端的に物を言う、書く。
  • 仮説発想:なるべく少ないポイント(データ)で問題を推測する(情報不足をロジックで補う)
  • 原因の因数分解
  • 田んぼの整理。2×2のマトリックスによる整理が便利ということ。

日本企業と外資系企業の比較

良いところ 悪いとこころ
日本 育て育てられる人間関係。情への配慮。会社への愛着。 年功序列。成果に基づかない評価。相互不可侵。内向き。
外資 男女・年齢を問わない成果主義。分かりやすい意思決定。公私のけじめ。 言われたことをやるのが仕事。日本固有の事情への不配慮。

東京大学が求める人材、目指す教育

東大大学憲章 (教育の目標)

東京大学は、東京大学で学ぶに相応しい資質を有するすべての者に門戸を開き、広い視野を有するとともに高度の専門的知識と理解力、洞察力、実践力、想像力を兼ね備え、かつ、国際性と開拓者的精神をもった、各分野の指導的人格を養成する。このために東京大学は、学生の個性と学習する権利を尊重しつつ、世界最高水準の教育を追求する。

→ 幅広い知識と見識を持つ一方、深い専門を持つ、他の人がやらない、イノベーションを追求する世界のリーダーを目指す。この理念に賛同する人を東大は受け入れたい。